Annulation du brevet
定義 : Annulation du brevet
特許の無効とは、特許の全部または一部の請求項について、その効力をすべて失わせる裁判所の判断です。本来付与されるべきではなかった特許に対する制裁です。フランス特許および欧州特許のフランス部分については、パリ司法裁判所が無効を宣言します。これに対し、単一効特許およびオプトアウトされていない欧州特許については、統一特許裁判所が判断します。
特許の無効理由
知的財産法典L. 613-25条は、無効事由を限定的に列挙しています。第一に、特許性の欠如です。すなわち、新規性、進歩性もしくは産業上の利用可能性の欠如、または特許の対象から除外される主題です。第二に、記載不備です。当業者が特許に基づいて発明を実施できない場合がこれにあたります。第三に、出願時の内容を超える主題の拡張、および訂正後の保護範囲の拡張です。なお、欧州特許条約第138条も同じ理由を定めています。法典の条文はLégifranceで確認できます。
手続と効果
無効は、独立の無効訴訟によって求めます。侵害訴訟に対する反訴として申し立てることもできます。PACTE法以降、この訴えには消滅時効が適用されません。
無効は全部無効または一部無効とすることができ、後者の場合、裁判所は有効でない請求項のみを無効とします。判決は対世効および遡及効を有し、特許は初めから存在しなかったものとみなされます。ただし、この遡及効は、既判力を得た判決および以前に履行された契約には及びません。確定判決は国内特許登録簿に記載されます。
要点
実務上、出願、提訴または特許の取得の前に、必ず無効のリスクを評価しておく必要があります。特許権者は、特許の訂正によってこのリスクを減らすこともできます。当事務所は、原告側・被告側のいずれでも無効訴訟を遂行しており、パリ司法裁判所、パリ控訴院および統一特許裁判所で代理しています(特許無効訴訟のページをご覧ください)。
本用語解説は一般的な説明であり、法的助言に代わるものではありません。
Dhenne Avocatsは、パリ司法裁判所、パリ控訴院および統一特許裁判所において特許訴訟を担当しています。実際の案件でこの問題が生じた場合、適切に対応すべき時期は、ほとんどの場合、訴えの提起よりも前にあります。