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産業財産権の権利証書(titre de propriété industrielle)

定義 : 産業財産権の権利証書(titre de propriété industrielle)


産業財産権の権利証書(titre de propriété industrielle)とは、公的機関が付与する文書であって、その保持者に発明、識別標識または形態についての排他的実施権を与えるものです。主として、特許、実用証(certificat d’utilité)、補充的保護証明書(SPC)、登録商標、登録意匠および植物品種登録証(certificat d’obtention végétale)がこれに当たります。フランスでは、フランス産業財産庁(INPI)が出願を受理し、植物品種登録証を除くこれらの権利証書を付与します。欧州特許庁(EPO)は欧州特許を付与し、欧州連合知的財産庁(EUIPO)は欧州連合商標および欧州連合意匠を登録し、世界知的所有権機関(WIPO)は国際登録制度を運営しています。

権利の源泉としての権利証書

産業財産権においては、権利は原則として手続によって発生します。発明者または創作者は、出願によって行使する権利証書を受ける権利のみを有し、万人に対抗し得る独占権を生じさせるのは、付与または登録です。この制度は、創作の事実のみによって取得される著作権の制度と対照をなすものであり、周知商標、未登録欧州連合意匠または営業秘密のように、権利証書を伴わない保護の存在も許容しています。権利証書は属地的であり、権利者は複数の国をカバーするために出願を重ねるか、単一的な権利証書を利用する必要があります。また、権利証書は有期であり、10年ごとに無制限に更新できる商標のみが例外です。

付与とその射程

付与には審査が前提となりますが、その厳格さは権利証書および庁によって異なります。EPOは特許性のすべての要件を審査します。INPIは、PACTE法以降、2020年5月22日以後に出願された特許出願について進歩性を審査しています。商標の審査は絶対的拒絶理由に限られ、先行権利は異議申立手続においてその権利者が主張するものとされており、意匠の審査はさらに簡略なものです。付与によって権利証書が争い得ないものとなることは決してありません。特許はEPOにおける異議申立手続の結果として取消され、または裁判官によって無効とされる可能性があり、商標は裁判官により、また2020年以降はINPIによっても、無効または失効とされる可能性があります。

訴訟における権利証書

権利証書は侵害訴訟の基礎であり、その適法性は、原告が権利証書の存在、有効な維持および自己の権利者たる地位を証明することを前提とします。特許については、公開された出願によってすでに訴えを提起することができますが、裁判所は付与まで判断を留保します。被告は多くの場合、無効の反訴によって応じ、これにより侵害訴訟は権利証書自体をめぐる訴訟となります。権利証書に関する訴訟は特に指定された司法裁判所の管轄に属し、特許についてはパリ司法裁判所が専属管轄を有しています。

要点

産業財産権の権利証書は、一定の領域および一定の期間について、発明、商標または形態に対する排他的権利を生じさせる文書です。権利証書はそれ自体の有効性を保証するものではなく、有効性は庁または裁判官の前で争われ得るものにとどまります。訴訟または権利取得に先立ち、登録簿上の権利証書の状態、年金または更新料の納付、歴代の権利者の連鎖、および無効請求に対する権利証書の脆弱性を確認することが肝要です。