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タイムスタンプとブロックチェーンによる証明

定義 : タイムスタンプとブロックチェーンによる証明



タイムスタンプ(horodatage)とは、文書又はそのデジタルハッシュ値に確定的な日時を結び付け、その時点において当該文書がその形で存在していたことを立証する手法です。ブロックチェーンによる証明とは、ファイルのハッシュ値を、分散型で改ざん不可能とされる台帳に記録し、その日付入りの記録を後に検証できるようにすることをいいます。知的財産の分野において、これらの技術は、ソロー封筒(enveloppe Soleau)や公的資格を有する官吏(officier public)への寄託といった伝統的な手法と並んで、創作、発明又はノウハウの先行性を立証するために用いられます。

証明の法的枠組み

法律上の事実の証明は自由であり(フランス民法典第1358条)、創作の先行性はあらゆる方法によって立証することができ、裁判官は提出された要素の価値を自由に評価します。電子的な書面は、その作成者が特定され、かつその完全性を保障し得る条件で保存されていることを条件に、紙媒体の書面と同一の証明力を有します(フランス民法典第1366条)。eIDAS規則と呼ばれる規則(EU)第910/2014号は、電子タイムスタンプをトラストサービスとして承認し、適格電子タイムスタンプについて、日時の正確性及びデータの完全性の推定を与えています。規則(EU)2024/1183によるその改正は、電子台帳をトラストサービスの一覧に追加しており、ブロックチェーンに基づく適格タイムスタンプへの道を開いています。

ブロックチェーンへの記録の証明力

公開ブロックチェーンへのハッシュ値の記録は、対応するファイルがブロックの日付において存在していたことを立証しますが、二つの限界があります。第一は作成者の特定に関するものです。記録はファイルの存在を証明するものであって、これを記録した者の著作者又は発明者としての地位を証明するものではなく、その地位は他の要素により立証されなければなりません。第二は原本ファイルの保存に関するものです。ハッシュ値からは何ら復元することができず、その後にいかなる変更が加えられても検証は不可能となります。適格タイムスタンプがない場合、記録は裁判官が自由に評価する証明の端緒を構成するにとどまります。フランスの裁判所は、他の要素によって裏付けられる場合にはこうした要素を認め始めていますが、確立した判例と呼べる段階には至っていません。記録と検証の経過を記述した執行官(commissaire de justice)による確認調書は、資料を有効に補強します。

知的財産における利用

タイムスタンプは、著作物の創作日の証明、後の特許に対抗し得る先使用(possession personnelle antérieure)の立証、営業秘密の保有者に求められる合理的な保護措置の構築、並びにソフトウェア又は図面の各版の追跡可能性の確保において有用です。これはいかなる権利も付与するものではなく、権利の出願も公表も代替するものではありません。

要点

タイムスタンプ及びブロックチェーンは、ファイルが一定の日付において存在していたことを立証するものであり、その作成者が誰であるかを証明するものでも、権利を創設するものでもありません。その証明力は裁判官の自由な評価に委ねられ、eIDAS規則の意味における適格タイムスタンプである場合には強化されます。原本を変更せずに保存し、記録者の身元を記録し、高い価値を有する創作については記録を従来の寄託と組み合わせることが望まれます。